前回は
子供がまだ自分の部屋も勉強机もなくてリビングで勉強していますが、通年使用しているコタツでは姿勢も悪くなり使いにくくなってきました。しかし、リビングに勉強机を置くようなスペースの余裕もないため、キッチンカウンターに板を置いて簡易勉強机にしました。
最初の簡易勉強机の記事→ 子供の簡易勉強机
今回は
前回は上の子供用だったのですが、下の子供からも注文がありましたので同じように作ることにしました。
同じ物を作るのは性分としてモチベーションが低くなってしまいますので、「少し前回とは違いをもたせたい」と思いますが、どうしましょうか・・・
板材を調べる
前回はエンチョーさん(静岡のホームセンター)で板材を購入しましたが、今回はコロナウィルス対策としてネット通販で購入を検討しました。
楽天で検索してみますと、既に角がRに仕上がったパイン集成板が販売されていました。送料込みで6,000円弱ですから、結構高いですね・・・。
この板でしたら、表面をコーティングするだけで使えますので作業が楽なのですが、見た目に前回とほぼ同じですし、もしかしたら前回の板のアラが目立ってしまうかもしれません・・・
他にも検索してみますと、アカシアの集成材というのを見付けました。
25x600x900mmで重さが9.18kgとの記載がありましたので、比重は 0.68 のようです。ヒノキの比重が 0.41 ということですので、ヒノキやパイン材よりも硬さが期待できるかもしれません。机は硬い方が傷付きにくくていいですからね。
この板を購入しますと、また角のR加工や仕上げをしなければなりませんし、送料込みで5,600円で少々高いように思いましたが、前回と色合いも違いますし硬さも机に良さそうですので、この板に決めました。
他の通販ですと、マルトクさんでは無垢材や集成材のフリーカットもされているようですので、こだわりのある方にはうれしいですね。
板材入荷
アカシアの板材が入荷しました。下の写真が配達時の梱包状態です。
梱包を解きますと、下の写真の物が出てきましたが、パイン材よりだいぶ見た目が良いですし、硬そうでした。
仕上げ加工
作業はとても簡単で、以下の工程で板を仕上げました。
- ジグソーで4つの角をR加工する。
- 全エッジをディスクグラインダで面取りする。
- 全面を紙ヤスリで滑らかにする。
- ウェスで板に付いた粉などを拭き取る。
- 全面にオイルステインを刷毛で塗る。
- 余分な塗料を布で拭き取る。
- 一日乾かす。
下の写真はジグソーでR加工したところです。
下の写真はオイルステインのクリアを刷毛で塗ったところです。
下の写真はステイン塗料ですが、8年ほど前に表札を自作した際に使用した残りです。室内使用ですし、あまり色を濃くしたくないので、今回は1回塗りです。
完 成
ほぼ1日乾かしまして、カウンターの上に設置しました。
右側に先に設置したパイン材の板が写っていますが、だいぶ色が違いますね。
どちらが良いかは好みの問題だと思いますが、アカシアの方が「高級感がある」ようには思います。
また、アカシアの方が傷付きにくそうですし、傷付いても分かりにくいかもしれません。
椅子を少し改造
机を設置してから既に2週間ほどが経過しましたが、机の方は問題なく使用しております。
ただ、イスの高さが高過ぎて足がブラブラ状態になり身体が安定しないという苦情が出てきました。大人用のスツールですから高いですよね。
イスは前回と同じタイプの物(下の写真の物です)ですが、使用者本人の希望により座のカバー色をモスグリーンにしています。
そこで、簡単な足載せを作ることにしました。
いろいろと方策を検討しまして、以前の投稿「自転車の補助ハンドルDIY」でも使用しましたが、矢崎化工さんのイレクターパイプで作ることにしました。
椅子の足載せの資材購入
材料は下の写真の物をジャンボエンチョー(静岡のホームセンター)さんで購入しました。
- イレクターパイプ 450mm 1本 198円
- メタルジョイント 2個 470円 x 2 = 940円
- ゴム板 1枚 108円
- 合計 1,246円
パイプは下記の楽天でも購入可能ですが、送料の方が高いですね。
メタルジョイントも下記の楽天で購入可能です。
椅子の足載せの施工
特に説明するほどの内容ではありませんが、以下の工程で作りました。
- パイプを2本に切ります。 ※パイプカッタを使いましょう。
- 椅子の下部の横パイプ部にゴムを巻きます。 ※横パイプがジョイントに対して細いのでゴムを巻いて太くします。ビニールテープを巻く方が硬くて良いかもしれません。
- ジョイントで切ったパイプを連結します。
下の写真はゴムを巻いてジョイントを1個取り付けた状態です。
椅子の足載せ完成
完成状態です。
これで子供たちが勉強してくれることを願うばかりです。
ご覧くださいましてありがとうございました。