SolidWorksのちょっとだけ便利な設定

私はSolidWorksを長年使用しておりますが、使用している中で、システムオプションやドキュメントプロパティを自分好みに設定にしてきました。

SolidWorksにつきましては特に詳しいわけではありませんが、自分の設定を思い出せるように、メモ程度のつもりで投稿していこうと考えております。

設定は個人の好みによると思いますので、私の設定が他の方の好みとは必ずしも合わないと思いますが、少しでもお役にたてましたら幸いです。

穴寸法テキストを設定する

図面に穴の寸法を記載する際には「穴寸法テキスト」を使用します。

例えば下の部品図のように穴寸法を入れる際に使用します。

余談ですが、この図面は近年のJISの描き方に適合しておりませんので、参考にはしないで下さい。

昔ながらの記載方法なのですが、穴の数量に「-」ハイフンを使用しているのは、タップサイズの「x」と重複して分かりづらくならないようしているつもりです。仕上げ記号も古いですね。

穴の種類も「リーマ」や「キリ」などを使用しないで「通シ」を使用しているのは、加工方法は加工業者の方にお任せしたいという考えがあります。図面は仕様書の一種であり、意図した部品が製作できれば良いので、必要以上に選択肢を狭める記載方法は望ましくないとの考えですが、一般的ではありませんのでお勧めできません。

現在の普通の描き方はSolidWorksのヘルプを貼り付けますと下図のようになります。

本題に戻りますが、この穴寸法テキストはデフォルトで、以下のファイルに記載されています。

C:\Program Files\SOLIDWORKS Corp\SOLIDWORKS\lang\japanese\calloutformat.txt

このファイルの保存場所は、「システムオプション」→「ファイルの検索」→「穴寸法テキストフォーマットファイル」に設定すれば変更できます。

そして、この「calloutformat.txt」の中身を穴の種類別に変更すれば、自分好みの穴の記載形式にすることができます。

例えばザグリ穴は下のように書き換えました。

普通の穴は下のように書き換えました。

会社によりましては独自の設定があると思いますのでお試し下さい。

 

また新たな問題が発生しましたら項目追加いたします。

 

ご覧下さいましてありがとうございました。

 

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