「庭に花壇を作りたいけど、作るのは大変だから・・・」と尻込みされている方は多いのではないでしょうか。
しかし、枕木の花壇は非常に簡単に作ることができるので、挑戦されてみてはいかがでしょうか。
ようやく着手できるようになりました
我が家の庭は長年のあいだ水はけが悪い状態が続いていたのですが、2020年2月に一念発起しまして庭土を掘り起こして砂利や砂を大量に混ぜて改良しました。
これによりだいぶ水はけが改善されましたので、ようやく庭作りに着手できるようになりました。
青写真としましては、「芝生メインでチラホラ庭木を植えて、端の方には家庭菜園や花用に花壇を配置できればなあ・・・」という感じでイメージしました。水はけが悪いと芝生の育ちに支障をきたしますので水はけの改良が大事だったのです。
芝生につきましては投稿が前後しますが、先にレポートしています。実際には芝生を張る前に花壇を作りました。
芝生の記事→ 芝生 TM9 を張りました
花壇を作る前の庭
花壇を作る前の庭は「水はけ改良」のために砂を大量に投入しましたので、下の写真の状態でした。庭の表面が土ではなく砂になっています。
枕木の購入
枕木は清水で最も資材の品揃えが多いジャンボエンチョーさんの清水駒越店で購入しました。
枕木と言いましても本物ではなく、枕木風の新品物です。本物の中古枕木も売られていたのですが、あまりにもボロボロ過ぎて、使い物になりそうもなかったのでやめました。
材質の詳細は確認しなかったのですが、店員さんのお話では、表面の塗装のみで防腐処理はしていないとのことでしたので、どの程度の耐用年数か心配なところです。
一方で家庭菜園として野菜なども育てることを考えますと、薬で防腐処理されている物も心配ですね。
枕木の寸法ですが、200mm x 100mm角の物で、2mを3本と1mを2本購入しました。
施 工
施工は非常に簡単で、下記の工程で行いました。
- 設置予定箇所に枕木を仮配置する。
- 地面に枕木の輪郭のケガキ線を入れる。
- 枕木を一旦横によけておく。
- ケガキ線の部分より少し広い範囲を枕木の高さの半分程度で溝を掘る。
- 溝の中に枕木を入れて高さを調整する。
- 溝と枕木の隙間に土を埋める。
- 隣り合う枕木をカスガイで連結する。
- 花壇内に花や野菜用の土を入れる。
作業が大変か簡単かはひとえに地面の中に大きな石が含まれているか否かによると思います。溝さえ掘ることができれば後は簡単ですから・・・。
枕木自体が重いですし、コの字やL字構造でしたら、カスガイの連結のみで他に固定具は無くてもよいのではないかと思いますが、状況によりご判断下さい。
完成状態
下が完成状態の写真です。
既に芝生が張られていますが、先に花壇を作りました。
花壇の手前には飛び石のように200mm角のトラバーチンという石灰質の石を配置して、花壇にアクセスする際に芝を必要以上に傷めないようにしました。
手前左側は方角が東寄りで比較的日当たりが良いのですが、写真奥は南側で塀の影になりますので昼頃までは陽が当たらないこともあり、なかなか野菜などを育てるのは難しそうです。
花壇に何を植えるかはこれから考えますが、とりあえず現在は東側にブロッコリを植えてあり、だいぶ葉が大きく育ってきています。
できれば枕木の入れ替えは行いたくないのですが、この枕木がどの程度で腐るのかは、またレポートしたいと考えています。
ご覧くださいましてありがとうございました。