庭に枕木を並べて小さい花壇を簡単に作る

2か月前に初めて枕木を使って花壇を作りましたが、やってみて思ったことは、「とても作るのが簡単だった」ということでした。

花壇作りに尻込みされている方も、枕木の花壇は非常に簡単に作ることが可能ですので、挑戦されてみてはいかがでしょうか。

前 回

今年の2月に庭の東側にL字形の花壇を枕木で作ったのですが、使った枕木が防腐処理されていないため耐久性を心配しています。

前回の投稿 → 庭に枕木で花壇を作る

その後に庭の西側は全面に芝生を張ったのですが、南側の壁沿いは日当たりがあまり良くないため、芝生が育たないかもしれず、これも悩みの種でした。

そこで、壁沿いの部分の芝生を他に移植して、芝生をはがした跡に新たに小さな花壇を作ろうと考えたのです。

しかも、今回は耐久性の高い豪州産の本物の枕木を使用することにしました。

はがした芝は駐車場の目地の部分に張り直す予定です。

現状の庭

下が現状の庭の写真です。

最初の写真が2月の終わり頃ですので、芝生もだいぶ緑が増えてきたのが分かりますが、まだら状となっており、他の日当たりの良いエリアの芝と比べて生育は遅れています。

写真では右側が日陰で左側が日向になっていますが、午前中は塀沿いは陽が当たりませんので。塀沿いは特に1日の中で日が差す時間が短いのです。

この塀沿いの部分に新たに花壇を作り、日陰で育つ植物を植えようかと考えています。

花壇の仕様

今回はエリアが狭いので、横幅1mで奥行0.5m弱として、左右の枕木を斜めにして台形状にしようかと考えています。

必要な枕木は、1m の物が1本と、0.5m の物が2本です。

枕木の材質としては、耐久性が高くて、できれば防腐剤が注入されていない物が良いのではないかと思います。

枕木の購入

前回は枕木を市内のホームセンターで購入したのですが、あまり良い物が置いてありませんでしたので、今回はネット通販で購入することにしました。

楽天で検索してみますと、下の枕木が良さそうでした。

本物の国産中古品で見た目は良いのですが、防腐処理(クレオソート処理)されているとのことです。

金額は1mの物で、本体 4,000円+送料 3,500円=合計 7,500円となります。どうしても物が重いので送料が高くなってしまいますよね。

0.5m の物も販売されていますので、1m の物が1本と 0.5m の物2本で、合計すると 15,000円程度になりそうです。

次にリーベさんで調べました。楽天にもお店がありますので、楽天ユーザーには助かります。

これはオーストラリア産で防腐処理無しで耐久性も高いとのことですので、良いのではないでしょうか。

金額は2mの物を購入して、本体 9,240円+送料 3,000円+2カット 1,080円=合計13,320円となります。※カット料金が1カット540円です。

最後に木工ランドさんで調べてみました。

木工ランドさんでは色々な種類の枕木を取り扱っていますが、今回は上のリーベさんと同じオーストラリア産で比較してみました。

豪州産 最高級グレード中古枕木 125mmx225mmx1050mm

上記は 約1m の物になりますが、本体 4,380円+送料 1,020円=合計5,400円となります。2本で 10,800円で、送料が安いですね。

ショップで枕木のカットオプションは無いということですので、1本は自分でカットする必要があります。丸ノコで切断可能とのことでした。

以上の3社で比較しまして、自分でカットしなければならないものの、価格の面で今回は木工ランドさんで購入することに決めました。

施 工

枕木の発注は5月8日でしたが、コロナウイルスの影響でしょうか、本日5月20日に入荷しました。運送屋さんが2人掛かりで運んで下さいましたが、1mの物を1本持つのも大変な重さです。重さと耐久性は比例しそうな気がしますので、長持ちするのではないでしょうか・・・。

下の写真の状態で届いたのですが、包装無しの完全に裸の状態でした。凄いですね。

上の写真では分からないと思いますが、長手4面のうち2面はだいぶ表面が荒れています。本物の枕木なので、風雨にさらされる面が荒れるのでしょうか・・・。なんかオーストラリアの広大な大地を想像してしまいますね。

施工は以下の手順で行いました。

  1. 枕木2本中1本を半分に切る。
  2. 設置位置に枕木を仮配置する。
  3. はがす芝生のエリアを枕木で目安にしてケガく。
  4. 枕木を横によけておく。
  5. 設置位置の芝生をハサミで切ってはがす。
  6. 枕木を埋めるための穴を掘る。
  7. 枕木を2/3くらい埋める。
  8. 穴と枕木の間に土を入れて隙間ができないように固める。
  9. 花壇内の土をならす。
  10. 水を掛けて枕木をきれいにする。

作業は最初から意外に大変でした。

購入した枕木の断面は125mm x 225mmなのですが、所有する丸ノコが刃径165mmの物で、125mmの方向に表裏でカットしても完全に切れなくて、225mmの方向もカットして、最後に残った中心部を手ノコで切ったのです。

下の写真が仮配置した状態です。なんか狭いですね・・・。

下の写真が芝生をはがした状態ですが、最近は陽が高くなってきたせいか、芝生も青々としてきましたので、少々切るのが忍びない感じでした。

下の写真が枕木を埋めている途中の状態ですが、以前に土を入れ替えて大きな石は取り除いてありますので、穴掘りはとても楽でした。大きな石が有りますと、厄介な作業になります。

完成ですが、写真を見るとコンクリートの塀が汚いですね・・・。

はがした芝生

はがした芝生は、駐車場の目地に植え替えました。

駐車場の目地には以前に芝を入れてあったのですが、日当たりが良くなかったり、カーポートの屋根の下などの生育条件が悪かったりして、枯れている場所が多くあるため、再挑戦です。

条件が悪くても、水やりを頑張れば育つかもしれませんからね。

下が目地の芝生が枯れている様子です。

下が目地の芝生を丸めてはがしている様子です。

下が目地の芝生を植え替えた後の様子です。

目土も上から掛けて、水もたっぷり与えました。

非常に生育条件が厳しい場所ですが、なんとか今度は無事に育って欲しいものです。

今回の花壇も、植える物が決まりましたら、またレポートするようにいたします。

 

ご覧くださいましてありがとうございました。

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