今から4年前の2016年4月に家の南側の庭に面した場所にウッドデッキを自作しました。だいぶ時が経っておりますが、思い出しながら記事を作成いたします。
当時の状況
我が家建屋は2012年に完成したのですが、南側の庭はDIYで作っていくつもりでいました。しかし、残念ながら3年間は全くの手付かずで雑草が生えてとても使える状態ではなかったのです。
だいぶ汚らしいのですが、上の写真は、右側が建物で左側が庭土の入れ替え工事中(業者の方に依頼しました)の状態です。ウッドデッキの設置予定地は庭土を入れ替える必要はないので古い土のままで草も生えています。
庭作りの手順
ウッドデッキの話の前に庭全体について説明させて下さい。
庭作りの手順としましては、まずは庭全体の概略のイメージを作成しなければならないと思いますが、素人ですので大雑把には下記手順で考えました。
- 物置やウッドデッキのような構造物をどこに配置するか
- 庭木をどこにいくつ配置するか
- 花壇や家庭菜園エリアをどこに配置するか
- 空いた場所は芝生を張る
手順はおおまかに決めて、作っていく中でイメージを修正していくのが私のような素人向けの進め方なのかな・・・と思います。
ウッドデッキの仕様
建物の1階には2つの部屋があり、庭に面してそれぞれに窓がありますので、どちらの窓からも出入りできるような大きなウッドデッキにしたいと考えました。
ウッドデッキで遊ぶことも考えますと、ある程度の奥行も欲しかったので、床板材を切らないで済む寸法も考慮しまして、寸法は幅7157mm ×奥行1500mm としました。
デッキ材の種類
ウッドデッキを作るにあたりまして、極力メンテナンスフリーにしたかったので、アイアンウッド系の材で検討を始めました。
詳細の定義はわかりませんが、水よりも比重が大きくて硬い腐りにくい木を「鉄のように硬い木」アイアンウッドと呼ぶらしいです。ハードウッドと何が違うのかもよく知りません。
条件にはよると思いますが、塗装を施さなくても20年程度は腐らないそうです。初期投資は大きくなりますが、長い目でメンテナンスコストと比較すれば回収できるのではないでしょうか。
塗装作業が好きという根っからのDIYerの方はウェスタンレッドシダー材などを使用するのが良いのかもしれませんが、私の場合はコスト以外にも将来のメンテナンスの義務感が心にのし掛かるタイプですので、迷わずアイアンウッドを選びます。コストについては少々心が揺れますが・・・。
アイアンウッドにも種類がいろいろとありまして、ウリンくらいは名前を聞いたことがありましたが他は全く知識がありませんでしたので、ネットで調べたのですが、記事によって異なる内容の場合があり割と選定に迷いました。
結論としましては、公共のウッドデッキのように靴をはいた状態で使用するならウリンで良さそうですが、「裸足で使用する自宅のウッドデッキにはトゲ(ささくれ)ができにくいイタウバが良さそう」というような情報を信じてイタウバに決めました。下の写真はリーベさんで販売されているイタウバです。
リーベさんは楽天市場にもお店があります。↓
他の材と比較したわけではありませんが、実際に施工してみてトゲが刺さったということは今までありません。トゲが出ていないわけではありませんので、完全に安全とは言えませんが・・・。
これは施工当時の情報ですので、現在ではより良い材が販売されているかもしれません。
つづきの記事→ イタウバでウッドデッキ(2)