室内物干しを市販の安い金具でDIY!

部屋干しをなさいますか?

6月になり今年も梅雨に入りましたが、梅雨時は洗濯物を外に干せずに部屋干しになる機会が増えると思います。

最近は花粉症の方も多いので、天気とは関係なしに洗濯物を部屋干しされる方も増えてきているのではないでしょうか。

鴨居やカーテンレールにハンガーを引掛けている方も多いと思いますが、鴨居ですとハンガーが外れやすいですし、カーテンレールも片持ちなので強度に問題がありますよね。

そこで、今回は比較的簡単に部屋干しができるようにする方法をご紹介いたします。と言いましても単に金具を取り付けるだけですので恐縮ですが・・・。

天井に物干し竿を取り付ける市販のユニット品も販売されていますが、市販の金具を使って簡単な室内物干しを作る方法です。

下の写真にありますように、工事としては本当に天井に金具を取り付けるだけです。

部屋干しの方法

家を新築する時にあらかじめ室内物干しのユニットを設置される方も最近では多いかもしれませんが、後から取り付けるのは結構大変そうで気後れしませんか?

天井に金具を取り付けなければならないので脚立も必要ですし、天井の中が見えませんので、どこに下地の梁(野縁「のぶち」と言うらしいです)が通っているか分かりませんよね。

残念ながら今回は、その作業を容易にする方法ではありません。しかし、構造は簡単ですので、DIYが苦手な方でも頑張ればできると思います。

市販のユニット

今回は簡単な金具で済ませましたが、一般的な市販のユニットではどのような物があるでしょうか。

下の写真は「パナソニック室内物干しユニット ホシ姫サマ」という商品ですが、価格も1万円程度で、機能的ですし外観も良いのでお勧めです。

使わない時は収納できて邪魔にならないのが良いですよね。

下の写真は同じパナソニックのシリーズの壁取付けタイプです。

コンパクトタイプですが、天井ではなく壁への取付けですので、工事が比較的容易ではないでしょうか。価格は少々アップします。

資材の購入

今回はユニット品ではなく、簡単に安く作ります。

近所のケイヨーデイツーさんで購入したのは下の写真の物です。金具2個とビスの合計で684円でした。

物干し竿の高さに合わせて長いS字フックが2個必要です。2本でもホームセンターで千円以下で購入できると思います。百均の短い物をつなげても機能的には問題ないでしょう。

物干し竿は色や材質など、お好みの物をホームセンターなどで購入されると良いと思います。下の写真の物は楽天で送料込みで1,500円程度です。

取付け工事

大変なのは金具の取付け工事ですが、まずは下地(野縁)がどこにあるか調べましょう。

私は下の写真の物を使っています。これは、先に針が付いていて、下地に当たれば奥まで刺さらないので有無が分かるという類の物で、あちこち刺さなければなりませんので、手間が掛かるためあまりお勧めしません。

 刺すと小さな穴が明きますので、視力が良い方は少し気になるかもしれませんね。私の場合は刺す前に拳でコンコン探ります。

下の写真は「下地センサー」という物で、刺さなくてもランプとブザーで報知してくれますので、便利ですね。

因みにシンワさんのホームページを見ますと、両方を使うのがお勧めらしいです。柱の位置をセンサーで探して、石膏ボードの厚さを針で測るとのことです。

今回は針式の道具で野縁を探しまして下の写真のように2か所取付けました。

取付け位置はどこでもよいと思いますが、今回は窓から650mmの位置としました。窓にあまり近いとカーテンの操作の邪魔になりますし、遠いと洗濯物への日当たりが悪くなるかもしれません。

実は以前にも別の部屋に同様の物を取り付けたことがあるのですが、その時の金具が下の写真です。

こちらの方は4点留めですので強固ですし、取付け方向が自由になりますので使い勝手が良いと思います。

今回使用した2点留めのタイプは、野縁の方向を確認してから金具を購入するのがよいと思います。

完 成

実際に物干し竿を取り付けた状態が下の写真です。

もし使わなくなりましたらフックを外せば天井もスッキリしますので、一時的に室内物干しが必要な方にもお勧めできます。

 

ご覧くださいましてありがとうございました。

シェアする

フォローする