※今回もまた小さなネタで申し訳ございませんが、少しでもお役にたてましたら幸いです。また、内容に間違いなどございましたら、お手数ですがご連絡を下さいますようにお願いいたします。
使用する場面
ブラケットというよりはユニット程度の物をベース板に取り付ける際に、一方向の調整が必要な場合はユニットの取付け板の取付け穴を長穴にしますが、二方向の調整が必要な場合に長穴ワッシャを使用する方法があります。
特に説明する必要は無いと思いますが、下に断面図を示します。
本図に使用している長穴ワッシャはM5用で調整代が±3.5mm、インロー穴径が16mm、フランジ径が22mmです。
平ワッシャにした場合
この場面では、長穴ワッシャではなく、バカ穴を大きくして単に金属平ワッシャを使用しても機能は同じように思いますが、何が違うのでしょうか。
同じ調整代で金属平ワッシャを使用した図を下に示します。
下が断面図になります。
調整代が長穴ワッシャと同じ±3.5mm、インロー穴径が13mm、フランジ径が22mmです。
長穴ワッシャと平ワッシャの違い
投稿しておきながら申し訳ございませんが、どうも長穴ワッシャの優位性が見出せません。
平ワッシャも厚くすれば強度は問題無いでしょうし、接触面積も逆に大きくなりますよね。
しいて長穴ワッシャの優位点をあげるとすれば、「長穴の方向を調整したい方向と平行にあらかじめ向けておけば調整がしやすい」のではないかということくらいでしょうか。
もし長穴ワッシャの優位性につきましてご意見をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ご教授ください。
今回は特にお役にたてない情報で申し訳ございませんでした。
次回こそお役にたてるように頑張ります!
ご覧くださいましてありがとうございました。