ミスミのワッシャをオプション指定で位置決めに使う

※本稿はわざわざ投稿する程度の内容ではありませんが、もしお役に立つようでしたら幸いです。

 

市販品の位置決め穴の例

非常に小さな話題ですが、SMC社の平行開閉エアチャックMHZなどは下図のように後端部に位置決め穴加工が施されています。

通常の位置決め方法

このチャックを相手となるベース部品に位置決めする際に、ベース部品が旋盤加工部品でしたらボス加工を施して合わせると思います。

下の画像は嵌め合わせた状態の断面図です。

相手が板材の場合の位置決め方法

都合によりベース部品がフライス加工の板材となった場合にはどうすればよいでしょうか。

ボス加工を施せないわけではありませんが、あまり好ましくない加工となります。

この場合には、ベース部品側にも同径の穴加工を施して、両方の穴に嵌るピンで連結位置決めするのが良いのではないでしょうか。

その際に使用するピンを製作しますとコストアップとなりますので、ミスミ製のワッシャを使用します。単純ですね。

例えば、金属ワッシャFWSSM-D10-V8-T6-HKC というように、HKCオプション指定を追加しますと、外径公差を400円でH7に変更できます。

下の画像が金属ワッシャを使用した例です。

内容が薄っぺらで申し訳ございません。以上です。

 

ご覧くださいましてありがとうございました。

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