駐車場コンクリートのシミをごまかす様々な方法

※ 申し訳ございませんが、本稿はまだ完結しておりません。途中まででよろしければご覧ください。

中から染み出たシミ

駐車場に雑草が生えると草刈りが大変ですので、コンクリート製にするお宅も多いのではないでしょうか。

しかし、コンクリートだけですと味気ないので、目地に玉竜などを入れたり、エントランスを乱石にするなどのお宅もよく見掛けます。

我が家も業者さんの施工で駐車場のコンクリートの中に平板石を埋め込んでいるのですが、施工後に内部からセメントが染み出してきて、白いシミ状になってしまいました。

業者さんに手直ししてもらえばよいのですが、弱小業者さんなので、少々気が引けるのです。

上の写真でお分かりいただけると思いますが、平板から3本の白く太いシミが流れ出た跡が残っています。手前が舗装道路です。

これは非常に見苦しいので、何とかしたいのですが・・・。

恐らくこれを消すのは難しいと思いますので、少しでもごまかしたいと考えているのですが、良い方法が見つかりません。

そこで、これから色々と試行錯誤して対策を講じていこうかと考えていますので、投稿が完結しないかもしれませんが、もしよろしければ少々お付き合い下さい。

対策1準備

まずは削ろうかと考えています。

道具の持ち駒が少ないのですが、ディスクグラインダに下の写真の「ダイヤモンドドライカップ」というディスクを取り付ければ削れるそうですので、やってみます!

近所のケイヨーデイツーさんで税込み 1,508円でした。ネットで検索すると高価な物もありますので、「これで大丈夫?」という気がしますが・・・。

対策1施工

近隣に御迷惑を掛けないように周囲を簡単にブルーシートで囲んで削ってみました。下の写真は削る前の状態です。

下の写真が削った後の状態です。薄く表面を削ったといった感じで、粉が周囲に溜まっています。

全体的には下の写真のようになりました。

見た目でお分かりかと思いますが、失敗です。残念ながら、白い部分が余計に白くなっただけでした。

しかし、良く見ますとコンクリートの細かい目は見えてきましたので、状態は少しは変わったようですが、悪化でしょうか・・・。

対策2検討

次の対策を考えなければなりませんが、この状態でしたら、「もしかしたら磨けば良くなるのではないか」と少し考えているところです。

半年が過ぎました

対策1を実施してから何も対策を打たないままに半年が経過しましたが、あまり状態は変わっていないません。

変わっていないというか、削っていない部分の黒さが増したように見えます。

これは、削った部分は凹凸が少ないため汚れが付着しにくいのに対して、「削っていない部分の表面は刷毛引き仕上げをしているため溝に汚れが溜まってしまう」からです。

刷毛引きは、コンクリートの打設時に表面を滑りにくくするために、線状の凹凸を付ける仕上げ処理のことです。

対策1から9か月経ちました

年末の大掃除で頑張ってデッキブラシをかけました。下の写真が結果です。

努力が結果に結びついていませんが、黒い色が多少薄くなった程度でしょうか・・・。

黒い部分は自然に汚れて黒くなってきたので、対策としては不自然な白いシミの方を黒い方に合わせるのが筋のような気もしますが、隣のコンクリートブロックと比べますと、黒い部分が黒過ぎるようにも見えますので、まずは黒い部分を白っぽくする努力をしてみることにします。

対策2

YouTubeで対策を探しましたところ、富山県の柳沢石材店さんの動画で、キッチンハイターとオスバンSという液剤を使用する方法が紹介されていましたので、試したいと考えていますが、まずはその前に普通に高圧洗浄機をかけてみることにしました。

高圧洗浄機はジャンボエンチョーさん(静岡のホームセンター)でも貸し出ししていただけると思いましたが、我が家は割と施工対象となる面積が大きくて重宝しそうなので、価格次第ではありますが購入する方向で検討しました。

高圧洗浄機の購入

どのメーカ製の物を購入するかですが、いつも日本製を優先するようにしているものの、今回は残念ながら迷わずケルヒャーにしました。

単に「調査するのが面倒だった」だけの理由です。しかし、たぶんケルヒャーで間違いないですよね。

ケルヒャーですが、タイプが非常にたくさんあります。機能・洗浄能力・付属品・音の静かさ・ホースの長さなどの組み合わせで種類が多くなっています。

多過ぎて選ぶのが大変なのですが、初心者ですので高価なハイスペック機種は除外しまして、「家の外回りや窓を清掃できる機能があって音が静か」という条件で考えました。

結論としまして、K2サイレントという、洗浄能力は少し低いものの小型で静音機能付きのタイプにしました。

カインズさんの店舗と楽天では3千円程度の価格差がありましたので、安い方の楽天で購入しました。

地元で消費するのが良いのは分かっているのですが、価格差が大き過ぎでした。

購入した店舗もコジマの楽天市場店ですので、万が一故障しても実店舗で対応していただけそうで安心です。

下が実際に購入した物の写真です。

ケルヒャーで清掃

今年は暖冬で春の訪れも早い感じで、今は2月下旬ですが、春の強い風の日が続くため、ご近所への飛散を心配してなかなかケルヒャーを使えませんでした。

風が弱くなり、お隣の車も出掛けたタイミングでケルヒャーを掛けてみました。

下がケルヒャー施工後の写真です。

下は他の場所でケルヒャーを掛けた際の境の写真です。

確かにきれいになっているのですが、シミの部分が白過ぎるので、残念ながらシミが目立つのはあまり変わらないですね・・・。

とは言え、ケルヒャーの威力は強力で、だいぶきれいにはなりましたので、キッチンハイターで清掃するのは止めることにしました。

対策3

対策2から一週間ほど経過しまして、次の対策を検討しました。

下は普通部分とシミの部分の境目の拡大写真です。

普通部分は、実は最初から黒っぽかったわけではなく、雨でセメントが削られて砂利などの黒い骨材が露出してきたために黒く見えるようになったと考えられます。

そこで、もしかしましたら、「シミの部分を磨けば骨材が黒く光って黒く見えてくるのではないか」と考えました。

グラインダで磨く

対策1ではコンクリートをディスクグラインダーで削りましたが、今回はディスクを変えて磨こうと考えています。

コンクリート用では、削ったり切ったりするディスクはあるのですが、磨く用はよく分かりませんでしたので、とりあえず近所のケイヨーデイツーさんで下の写真のディスクを買って来ました。

金属用のフェルトとサンドペーパータイプの2種類です。

下の写真のディスクは削り用で、これも含めまして掛けてみましたが、結果は写真で判別ができないレベルで、またも残念ながら完全に失敗でした。

ディスクの選定が悪かったのかもしれませんね・・・。

先に記載しましたように、普通の部分はセメントが削れて骨材が露出した状態になっており、シミの部分は骨材の間にセメントが詰まった状態となっています。

やはりセメントの部分は磨けませんので、磨いても黒っぽくならないことを痛感しました。

なかなか解決しないどころか、残念ながら悪化しているようにも思えます。

さらに現場を見ながら検討してみましたが、普通の部分もだいぶ黒くて見た目も悪いので、「全体をモルタルで薄塗りするのが良いのではないか」と思ってきました。

対策4

対策3から1年半が経過してしまいました。現在の状態が下の写真です。

塗りでの解決はテクニックが必要な気がしますので、少々気が引けますが、まずは市販の塗料を使用してチャレンジしてみます。

下の写真が、水性のコンクリートエフェクト塗料です。

3種類の塗料を使用してコンクリート打ち放しの風合いを出すようですが、うまくいくでしょうか・・・。

現在は入荷待ちですので、施工しましたらレポートいたします。

 

これからもう少し具体的な方法を検討する予定ですので、しばらくお待ちください。

 

まだ解決しておりませんが、ここまでご覧くださいましてありがとうございました。

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