子供のおもちゃはどんどん増えていくのは何とかならないだろうか・・・と思うこの頃ですが、文句を言っても仕方がないので、収納棚を作ることにしました。
・・・と言いましても2016年ですので、4年ほど前のことになります。
棚の仕様
まずは仕様を決めなければなりませんので、以下のように検討を進めました。
- 棚は1台のみ
- 左側は固定棚で大物用
- 右側は高さ可変で小物用
- 右側の棚は百均のA4程度のケース(かご)が入れられる幅
- 棚上にも物を載せられる
こんな棚です
上の仕様を元に作りました今回の棚の写真です。
構造検討
先に記事にしました 納戸の棚を2×4ひのきでDIY と同様に、ひのき規格材を使うことにより低コストで棚を作るという方針で検討しました。
当時はジャンボエンチョーさん(ホームセンター)で安価なひのき材が販売されていたからです。
今回は「頑丈にしたい」ということと、多少は「見た目を良くしたい」ということで、2×4規格からは外れますが、フシと反りが比較的少ない 110x28mm の材を使用することにしました。
構造設計
今回は設置場所を考慮して外寸を決めてから、3D-CADのソリッドワークスを使用して設計しました。下記が設計寸法です。
素人で難しい継ぎはできませんので、コーススレッドのみで固定できる構造となっています。
組立図
組立図を作成しましたので下に表示いたします。
おもちゃ棚.PDF ←こちらを開くと詳細が見られます。※下は縮小画像です。
3D モデル
3Dモデルを確認されたい方は下の画像を動かしてご覧ください。
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資材購入
資材は全てジャンボエンチョーさんで購入しました。
当時の価格ですが、110x28x3000mmで税込980円でした。特等ですので、規格としてはフシが少ないようですが、曲り(真直度)は関係なさそうです。
今回はしっかり設計して部品の長さまで出してありましたので、板材を購入する際に切断までエンチョーさんにやっていただきました。エンチョー会員ですと無料で切断していただけますので助かります。
組み立て
木材がひのきですので硬くはありませんし、精度が厳しいわけでもありませんので、以下の工程で作業を進めました。
- 図面通りの寸法で材料をカット(購入時)
- カット材をやすり掛け
- 順番にコーススレッドでネジ締め
- 角部のR加工
- 仕上げのやすり掛け
子供が使う物ですので、やすり掛けは念入りにしないといけませんね。
この組み立てで大変だったのは重さです。全体で40kg程度になりましたので、扱いが少々大変でした。
完成品
完成品の写真です。
下は棚板の写真ですが、床板が樺桜(かばざくら)なので、境が分かりづらいですね。
下は棚板を乗せるダボの部分の写真です。穴明け加工が下手で穴が少し大きいためダボが緩んでしまいます。
4年後
完成から4年が経過していますが、棚にはおもちゃが詰まっており、現在でも有効に使われています。作って良かった。
ご覧くださいましてありがとうございました。